学び✍

簿記ってあるじゃん?

学び✍
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おはこんにちばんは😀
突然ですが、皆さんは”簿記”という単語をご存じですか?


日本語で読み方は”ぼき( BOKI )”と読みます

いしだこ
いしだこ

稀に草かんむりの”薄”と間違われる方がいますが、
目を細めてよく見ると実は”竹”かんむりなんですよ☺️

ちなみに英語では”Book- Keeping(ブックキーピング)”と呼ばれていて
ちょっと前までの一万円札に描かれていた福沢諭吉さんという昔の頭のいい人が西洋から日本に簿記を輸入したみたいなことで有名です─────知らんけど

この人が福沢諭吉さん!

ここでは”簿記の勉強”というよりも、「簿記ってこんな感じのノリなんだよー😄」っていうことをお伝えしたいと思います。

簿記に興味を持っている、これから学ぼうとしている皆さんに
「はえ~そーなのかー😗」と思ってもらえることが1つでもあれば嬉しいです。

超端的に言うと簿記(Book-Keeping)というのは

『お小遣い帳(帳簿)』

『つける(記録する)行為』

と思ってもらって問題ないです。

毎度毎度「お小遣い帳をつける行為」って言うのもダルいので、
ギュッと縮めて「簿記」っていうことにしたってノリで大丈夫です。

バー○ーキングをバーキンと呼んだり
ミスタードーナッ○をミスドと呼ぶノリです。
大層なものではありません誤差だよ誤差(適当)

簿記は万人に公平です。来るものを拒まない種X野郎です(語弊)
義務教育で習う国語算数理科社会数学家庭科体育化学etc..
誰もが1つ以上苦手な教科がおありでしょう。

そう。やつらは当然の権利のように、当たり前の面をして人を選んできやがります。
選民思想が恐ろしく高い奴らです(憎悪)

ひどい時は門前払いで我々のやる気を無効化し、教科書は途端に落書き帳に早変わり。

かくいう僕は理数系教科がてんでダメで、教科書はことごとく落書き帳になっていました。

ですが、簿記は違います(半ギレ)
理数系教科に見捨てられ、堕落し飲んだくれていた当時高校生だった僕を
簿記は優しく向かい入れ、包み込んでくれました(美談)

そして、テストの時に電卓を合法に持ち込める!

堂々とチートアイテムである電卓を持ち込める!

ここでテスト・試験のシチュエーションで比較してみましょう。

算数数学理科化学
→電卓持ち込みNG。根性で手計算のひっ算を強制させられる(偏見)

簿記
→電卓持ち込みOK。しかも自分の好きな電卓を持ち込んで愛でられる。
ギラッギラにデコった電卓でもOK。
ベッタベタにシールを貼ってもOK。
適当にキーを叩いていても「めっちゃ簿記出来る人オーラ」を醸し出せる。

寛大すぎる!好き!抱いて!

僕は簿記が好きです。

といってもエンジョイ勢ですが😅

いしだこ
いしだこ

まあ”簿記が”というより”簿記の概念(考え方)が”好きと言ったほうが
近いです🤔

バチッと”貸借が一致”(※)するとそれはもう気が狂うほど気持ちがいいです。
※貸借一致➡右側と左側で合計が一致すること。
勉強を始めて問題を解いていくと言葉の意味が分かってきます😄

まるでジグソーパズルを解いているような感覚になります。

突き詰めると簿記は”貸借を一致させるパズルゲーム”と言っても過言ではありません。

数多の茶番を乗り越えてここまで読んでくださっているということは、皆様少なからず
「これから簿記の資格取ってみようかなー」
と簿記に興味を持ち始めて間もない方々とお見受けします。

とてもセンスがいいと思います。

簿記の概念(考え方)を知っておいて損することは、まずないです。

何故なら
簿記は経済活動を営む上で切っても切り離せない役割を担っている
からです。

例えば冒頭で述べた
「お小遣い帳をつける行為」は言い換えると
「お小遣いの使い道を記録する行為」ですよね?

この行為が正に”簿記”なんです。

お小遣いは大体の場合”お金”でもらいますよね?

このお金の使い道(経済活動)を記録する行為が正に”簿記”なんです(再掲)

電化製品があっても電気がなければ使えないというのと同じ結びつきで
それくらい経済活動には簿記の概念が付きまといます。

僕は、簿記は義務教育で少しかじらせておくべきだとすら思っています。

これは「資格を取らせる」ということではなく、

いしだこ
いしだこ

小さいうちから
さわりの部分だけでも概念を理解させておくべきだ
と思っているってこと!

なぜなら社会に出ると往々にして概念の使いどころがあるからです。

まず1つ目、近いところから言うと家計管理やお小遣い管理です。

日々のお金の入出金を記録し、資産の管理をすることで

・我が家は今月黒字家計だったの?赤字家計だったの?
・今月はいくら貯金ができたかな🤔
・今が夢のマイホームを買うべき時期なのかな🤔

・かっこいい車を買いたいけど、カーローンを組んだほうがいいのかな🤔一括がいいのかな🤔

と考えるときに簿記の概念の使いどころです(これはほんの一部です)

2つ目は事業経営です。

・今後自分で何か事業を始めようと考えている
・現在すでに自分で事業を立ち上げ経営している

という場合には個人事業/法人(株式会社とか)関係なく、事業を営んでいくうえで
共通して簿記の概念とは切っても切り離せません。

先述の通り、簿記の概念は経済活動とは切っても切り離せない関係にあり
事業経営は正に経済活動を育むど真ん中です。

自分が行っている事業は利益が出ている?損失が出ている?
自分の事業の損益分岐点はどこ?
事業拡大タイミングは今?まだ?
・社員に来月のお給料払える? etc.

これでもほんの一部ですが、これらを判断するうえで簿記の概念は大活躍します。

経営者は一つ経営判断を間違うだけで、自分だけでなく社員まで路頭に迷わせてしまうリスクを抱えます。

簿記の概念を知っているかいないかで、そのリスク回避率は大きく変わるでしょう。

3つ目では、営業のお仕事で使えます。

営業では採算の取れる仕事を取ってこなくてはなりません。

赤字を出すために営業をかけているわけではないですよね?

皆さん儲けを出すために営業をかけて、仕事を取ってきて、
納期云々、あーでもないこーでもないとする様々なドラマが生まれます。

では、採算が取れる/取れないの判断はどのように下していますか?

”勘”?

中には天性の才により勘で今まで儲けを出しまくってきた生粋の天才もいるかもしれませんが、僕たちは凡人です。

恐らく頭の中でそろばんをはじいたり、電卓をたたいたりしているかと思います。

「箱(売り物)がこれくらいで、原価や人件費その他諸経費がこれくらいで、儲けはこんだけ!」
みたいな☺️

この行為、営業職の皆さんは無意識にされているかと思いますが、この行為は簿記の欠片を使っていると言えます。

経理は言わずもがな。

必須と言ってもいいのではないでしょうか。

なにせ”経理”です。

経理とは、企業・組織における取引と金銭の動きを記録する職種です。記録されたデータは経営者・利害関係者への報告のために利用されます。

具体的な業務としては、日々の売上、売掛金の処理、仕入れや原価の計算、給与額の計算、保険料の支払いの処理、交通費の精算、資産の購入・売却の処理などです。
月ごと、年度ごとに行う決算業務も担います。

参考:MS-Japan 経理とは?仕事内容一覧とやりがい、年収など詳しく解説!

もう見るからに簿記の専門用語が羅列されていますね。

つまりそういうことです。

経理の求人情報を見ていると会社によっては

会社
会社

簿記の資格あったほうがいいけど、
資格がなくても3級程度の知識があればOKだお!

と応募条件に書いてあるところもありますね。

なお、
”経理=簿記”というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、
厳密には違います。
あくまで経理をするのに簿記の概念が必要っていうことなんです😁
この2つはいつも一緒にいる”ずっ友”なイメージです

昨今はAIやAPI連携を活用した会計ソフトが主流だから
簿記の概念なんぞ不要だ!

と思ってる人も多いですがこう思ってる人、違います(半ギレ)。反省してください😠

確かにAIやAPIを活用して作業工数は大幅に削減できるようになったのは事実ですが、
自動化で丸投げまでするには、まだまだAI達は未熟で幼いです

もっと進化をしてくれないと丸投げするなど夢のまた夢です。

界隈では超有名で超大手なあの弥X会計さんですら、この部分はゴミです。丸投げには程遠い。

マXーフォXXドさんがいい線をいってますが、やはりまだまだ人の手を加える部分が多いです。

いしだこ
いしだこ

逆を言えば、
まだまだAIが及ばない細かい処理をできる人間の脳って、凄い!!

それほど、経理は深いのです。悔い改めてください😠

若干熱が入り脱線しましたが、
簿記の知識0で自動化に頼っていると税務署・国税共の恰好の餌食にもなります。

上場企業などは別として、非上場の企業や個人事業者はこれが一番ネックになるのではないでしょうか。

終わることのない税務署・国税との仁義なき戦いです(誇張)

追徴課税・重加算税➡資金ショート➡倒産
というルートはあり得ることで、奴ら(税務署)の存在は非常に忌々しい限りですが、
このルートは事業者にとって致命的です。

今後の事業経営の明暗を分けます。

※ここの部分は簿記だけでなく税務も関わってくる深淵地帯なのでこの辺で。

このように、経理と簿記は同一人物ではありませんが、常にセットです。

●株式投資

株式投資では主に投資先の企業分析に使いますね。

・この会社に虎の子の100万円をつぎ込んで大丈夫?
・この会社の財政状況は健全?
・会社の業績や財産は右肩上がり?
・自己資本比率は?
・フリーキャッシュフローは? etc.

●不動産投資

不動産投資では主にこんな感じ👇といったところでしょうか。

・自分の財産で今どこの価格帯の不動産が購入可能か
・利回りは如何ほどか
・損益分岐点は?
・レバレッジを効かせて不動産投資ローンを組むべきか
・この物件の出口戦略シミュレーションをしよう etc.

と、もうとにかく簿記の概念は色々な場面で使います。

大活躍です。

森羅万象です。

また、簿記を学んでいくと、”利益”と”収支”の違いが分かるようになります。

これ混同してる方が多いのですが、実は違うんですよ😉

この違いを理解していなかったがために黒字倒産を引き起こしてしまうということは、
全然めずらしいことではありません。

いしだこ
いしだこ

僕の会社の偉い人ですらこの違いを理解していません

違いをお給料のイメージで例えると👇な感じ

利益➡総支給額とか(色々引かれる前の総支給額のこと)
収支➡差引支給額(実際に口座に振り込まれたお金のこと)

今は簿記を勉強することを目的としていないので深く触れませんが、実際に学んでいくと
この違いが分かるようになります。

簿記を学び、”ある程度の概念を知っているか、はたまた全く知らないか”で分かれる道もあります。

・簿記を少しでも学んでおけば借金まみれにならずに済んだのに…
・簿記を少しでも学んでおけば会社を倒産させずに済んだのに…
・簿記を少しでも学んでいたから家計管理も上手くいくようになった
・簿記を少しでも学んでいたからいい投資先を掘り出すことができた

これくらい左右されます。

もちろん、

・簿記を学んでいたから会社が儲かった!!
・簿記を学んでいたから大金持ちになれた!!

という直接的な因果があるわけでは決してありません。

落ちる必要がない落とし穴に、落ちないようにするための知識武装
として必要であるということです。

「簿記は経済活動を営む上で切っても切り離せない役割を担っている
とお話しした理由が少しお判りいただけましたでしょうか☺️

「なんとなーく大事そう🤔」っていうイメージだけでも持ってもらえると幸いです。

これまた最初のほうで拒むことを知らない種X野郎と言いましたが
実は勉強を始めると鬼門が何カ所かあります(明かされる真実)

その内の1つだけ紹介すると
『最初の内は聞いたことのない用語だらけで、覚えられなくて嫌になる』
です。

確かにとっつきにくく、日常生活で耳にしたことがないワードがバンバン飛び交います。

借方(かりかた)
貸方(かしかた)

が代表例でしょうか。

左と右を表す簿記界の専門用語です。

左が【借】方
右が【貸】方

となるんですが、これについては何も恐れることなどありません。安心してください。

かりかたの【り】

ひだ【り】のり

はい。

寝る前でもシャンプー中でもトイレ中でもいいので10回くらい口に出して唱えてください。

リズムをつけて唱えれば翌朝バッチリ覚えていることでしょう。

はい!これで記念すべき1つ目の鬼門は突破です!

お疲れさまでした!👏

後は必然的に借方【じゃないほうが貸方(右側)】だな🤔
っていう消去法で完封勝利です😉

また、『貸借が一致』という言葉を使ったのを覚えていらっしゃるでしょうか。

この”貸借”というのが、『借方と貸方』のことになります。
※貸借➡”たいしゃく”って読むよ!

よって
『貸借が一致』というのは『左右の合計が一致』
と同じ意味になるわけなんです😉

ちなみに僕は簿記を学び始めた頃

いしだこ
いしだこ

”貸借”なら漢字の並び的に貸方が左だろ!!😠

と反抗していて、ずいぶん停滞していました。

懐かしいものです(遠い目)

さて、いかがだったでしょうか。

皆さんの「ほーん」程度のとっかかりにはなれたでしょうか😅

これを機に実際に皆さんが簿記の世界に興味を持ち、
ガチ勢が配信している簿記の講義動画などを見て学び、
簿記の楽しさを知るきっかけになれていたら嬉しいです😄

それでは、
ようこそ!簿記の世界へ!!🌍
Welcome to the world of Book-Keeping!
We welcome you!

(英語合ってる??)

😄おわり😄

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